チャングムの誓い

『チャングムの誓い』は何度もテレビ放送されている、日本で人気の韓国ドラマです。私は韓国ドラマに限らず、日本のドラマもほとんど観ることはありませんが、『チャングムの誓い』はテレビで再放送されるたびに観てしまいます。
 『チャングムの誓い』の面白さは、歴史ドラマでありながら女性が主人公であるという点にあると思います。日本でもそうした設定のドラマが無い訳ではありませんが、どちらかというと妻あるいは後宮の女性としての女性を描いたものが多いようです。よく取り上げられる江戸時代の大奥を舞台にしたものがその代表です。
 反対に『チャングムの誓い』の主人公であるチャングムは、女官(しかも医師=医女)として働く女性であり、後宮の女性としての立場は否定しきれないものの、あくまで医女としての活躍が描かれています。
 チャングムは様々な宮廷内の争いに巻き込まれながらも、その才能と努力そして誠実な人柄によってそれらを乗り越えていきます。彼女はまた女性であるがゆえの差別にも実力を持って対抗していきます。
 こうした歴史ドラマにおける女性の描かれ方は、日本のドラマにはないものだと思います。日本ではあくまでも女性としての立場をわきまえ、その範囲内で活躍する女性が描かれることが多いのです。
 しかし、実際の日本の歴史における真実がそうであったのかどうかは疑問が残るところです。古代の邪馬台国の卑弥呼女王までさかのぼらなくても、近現代においても女性の活躍を見出すことは難しくはないはずです。
 『チャングムの誓い』で描かれるチャングムの活躍は、歴史のなかから女性の活躍をピックアップしてスポットを当てようとする意識的な歴史の解釈であり、その背後には現在の社会の要請があると私は思います。
 それが性差別の改善を企図するものであるか、あるいは男女平等があらゆるレベルで実現され、その勢いが歴史解釈にまで及んだ結果であるのかどうかは私には分かりません。しかし、『チャングムの誓い』のような歴史ドラマが現在に生きる女性に勇気を与えるものであることは間違いないと私は思います。

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